薄毛が気になる方は、できるだけダメージを減らして髪を育てるシャンプーを選びたいですよね。そんな方のためにシャンプーの選び方をお教えします。
数多く販売されている薄毛対策(頭皮ケア)シャンプーから、自分に合ったものを選ぶのは至難の業ですが、実はある程度ポイントを押さえることで選びやすくなります。例えば、アミノ酸系のシャンプー。頭皮へダメージを与えたくないなら、アミノ酸系であるかどうかを基準としてシャンプーを選ぶことをおすすめします。また、天然成分の中に有効成分が含まれているシャンプーなどは一度使用してみる価値はありそうです。このように、シャンプーを選ぶ際にある程度の基準を設定しておくと選ぶ時にあまり迷わずにすむでしょう。
シャンプーの洗浄成分は大きく分けて2つあります。1つは動物性や植物性の油脂から作られた界面活性剤(高級アルコール系シャンプーで使用)。もう1つがアミノ酸系の界面活性剤(アミノ酸系シャンプーで使用)です。このうち、動物性や植物性の油脂から作られた界面活性剤の洗浄力はとても強力です。そのため、皮脂を必要以上に落とし過ぎてしまい、皮膚が本来持つバリア機能を低下させ、薄毛や抜け毛の原因となります。薄毛対策を本気で考えるなら、高級アルコール系シャンプーの使用は極力避けるべきでしょう。やはり、頭皮へダメージを与えないという観点でみると、アミノ酸系のシャンプーがおすすめです。そもそも、髪の素となるタンパク質はアミノ酸で構成されていますし、アミノ酸は髪や頭皮に優しい成分のため安心して使用でき、薄毛対策にも適しています。中でも、乾燥肌や敏感肌、アトピーが気になるという方は、アミノ酸系のシャンプーを使うべきです。
薄毛対策シャンプーは、洗浄成分とは別に保湿成分や頭皮を健やかに保ち髪をサポートする成分を一緒に配合しています。
シリコンは毛穴につまったりすることはありませんが、水分の蒸発を防ぐ保湿コーティング剤であるがゆえに育毛剤やトニックの浸透を妨げてしまいます。一方で、ノンシリコンのシャンプーは髪と頭皮に対して余計なコーティングをしないので、洗い上がりが軽くなり、育毛剤などの浸透を妨げるようなこともありません。薄毛対策を徹底するなら、ノンシリコンシャンプーを選びましょう。
毎日行うシャンプーの習慣が、薄毛を進行させているかもしれません。薄毛対策を徹底するなら、シャンプー方法をいま一度見直しましょう。
指や爪を立てて皮膚を掻く様に洗うと気持ちいいかもしれませんが、薄毛にはおすすめできない洗い方です。頭皮の炎症が起きると、髪の毛を支える頭皮の力が弱まって髪が抜けやすくなります。最初にお湯で予洗いし、シャンプーを泡立てて指の腹でやさしく洗えば汚れは落ちますし、頭皮へのダメージも軽減できます。
皮脂の落とし過ぎは禁物です。頭皮がキュッキュするまで洗うと、本来必要なバリア機能が低下する上に皮脂の過剰分泌を招きます。汚れは完璧に落としたいという気持ちもわかりますが、薄毛を予防するためにも改めるべきでしょう。
頭皮を激しく擦ることも禁物です。力を入れ過ぎると頭皮などの皮下組織を傷つけてしまいます。人によっては強いブラッシングやマッサージの刺激によって炎症を起こす場合もあります。適度な力の加減や頻度を心がけましょう。
ドライヤーの温風を至近距離で当てると、熱にとても弱いタンパク質(髪の主成分)に悪影響を与え、髪がたちまちパサついてしまいます。ドライヤーは髪から30㎝程度離し、少々湿りが残る程度で終えるのがベストです。
JR大阪駅 桜橋口出口より徒歩約5分
地下鉄四つ橋線西梅田駅 北改札口より徒歩約5分