AGA治療・発毛治療を専門におこなう、男女診療可能な大阪梅田にあるクリニック
髪を生やす発毛効果があるとされるミノキシジルですが、実際の働きと発毛のメカニズムをまとめてみました。もう一度、髪の毛が生えたらと思っている方は是非ご覧ください。
アメリカ生まれの成分、“ミノキシジル”。日本では「リアップ」という商品に配合されていることで知られています。
元々は血圧降下剤として高血圧患者に経口薬の形で処方されていたのですが、服用者の毛髪が増加した例が多数見られ、発毛成分としても注目を集めるようになったのだそうです。
頭皮の血行は発毛を大きく左右するため、ミノキシジルの持つ顕著な血管拡張効果と血流増加作用が発毛を促したと考えられています。
いわゆる「育毛剤」に配合されることの多いミノキシジルですが、その効果と含有濃度とは比例するものなのでしょうか?
単純にYesとも言い切れない、というのがその答えです。
抜け毛が増え始めたかな?というくらい初期のAGAに高濃度のミノキシジルを使用することで逆に頭皮の荒れを引き起こしてしまったり、かなり進行したAGAに低濃度のミノキシジルを使用して効果が見られなかったりと、薄毛の段階や頭皮の状態、体質などによって適したミノキシジル濃度は異なるものです。
個人輸入サイトなどではミノキシジルが15%配合されている高濃度の製品も販売されています。ですが、自己判断の域を出ずに使用する以上、濃度とともにリスクも高くなると言わざるを得ません。
やはり薄毛治療専門クリニックの医師の診断や検査を経た上で、自分に合った濃度のものを処方してもらうという方法が一番良いと言えるでしょう。
先ほど、ミノキシジルには血管拡張作用があるとお伝えしました。薬剤を使わずに血管を拡張させる方法として、運動が挙げられます。
中でも効果的なのが、有酸素運動です。有酸素運動というとジムでひたすら長時間…というイメージがありますが、日常生活の中で無理なく行えるものもあります。たとえば、ウォーキングがその代表格。一駅前で降りて家まで歩く、遠くまでショッピングの足を伸ばしてみる、などがちょうど良い加減のウォーキングと言えるでしょう。
薄毛対策には「頭皮を清潔に保つ」ということも大切です。汗や汚れを落とすためにも運動後の入浴はおすすめですが、ここでも一つ注意してほしい点があります。それは、頭皮の皮脂を落とし過ぎないということ。男性は男性ホルモンの影響によって女性より皮脂の分泌が多いため、ベタつきやにおいを気にして乱暴な洗髪をしてしまうことがありますが、適度な皮脂は頭皮を守るために必要なもの。ぬるめのお湯で頭皮を擦らずに洗うよう心がけ、頭皮をいたわるようにしてみてください。